住宅計画の進め方

現在、新規の住宅計画を進めています。1stは3案のご提案でした。図面以外にはボリューム模型やイメージスケッチで空間ボリュームと見える景色の共有を図ります。

設計の進め方は、ヒアリングという名の対話から始まります。一方的な質問形式ではなく、いろいろな会話をして、なるべくなら雑談がよいと思っているくらいなのですが、そんな会話の中から住み方や生き方、継続するスタイルと変化する意思などを感じ取ります。とても潜在的な範囲が広いので、それをカタチにすることは難しく、やはり方向性が数種類の可能性に枝分かれすることは自然な流れです。結果的に、1stプレゼンテーションは2~3案になる、というのが私たちの通常の設計ロジックです。

そこから先は、さらに対話(雑談笑)を進めて方向性を定めます。ある案をブラッシュアップするケースや、折衷するケース、さらには別ルートの開拓など、方向性は多様に存在します。どの方向性に進む場合でも1st案を肴にした対話の過程がとても重要です。

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