新たな住まいを検討されているお施主さまと、古民家の確認に行きました。土地建物の売買前の検分です。
所有されている土地や建物が無くても、購入される土地や建物を一緒に探し、イメージされている住まいが可能なのか、そのような意見交換から家づくりのお手伝いを行っています。不動産価値の土地の評価とは別の視点から、デメリットになりそうな狭小地や斜面地がメリットに転じたり、逆に利便性は良いが環境が良くない立地の説明を行います。最終的な判断はお施主さまですが、一般論からより深い基準を持っていただくよう検分、助言を行います。
工事に必要な概算金額を算出して、土地建物に捻出できる金額も把握できます。これは場合によっては購入金額の折衝にも役立ちます。

本日の検分では、大きな改修を行う、という前提条件が定まっていましたので結論はスムーズに出ました。
調整区域の境界に立地する環境の良さが特徴的な立地環境で、それが決め手となります。
建物も古さはありますが大きな損傷も無さそうで、改修することでクリアできると判断。