外壁に先立ち、南側庇工事が終わりました。南側には日射調整と雨よけの庇を連続させます。軒裏は外壁と合わせた杉板張りです。素地色も素敵ですが、濃色の保護塗料で木肌残して色調は均一化します。外部の仕上は案外、室内から見え辛いですが軒裏はチラリと見える部位ですので、良質な仕上げ材は効果的。窓上部にそろえた庇で外壁の仕上げに半端物を無くす狙いがありますが、庇は開口部との距離が近い方がより効果的な意味もあります。ちなみに、南側の庇は日射調整に有効ですが、太陽高度が低く日射角度が鋭角な東西側にはあまり効果がありません。
BLOG
Information on architecture and life
この記事へのコメントはありません。