外壁のサッシが取り付けられ、内部の造作工事が進みます。壁面内部に隠ぺいされる配線配管の施工をスタートする前に、現地にてプロット確認を行います。
大工、電気工、機械工、さらに建具工も参戦して総合打合せです。設計や施工図での打合せは3次元のリアリティ打合せなので、認識の不一致はまずありません。指示、課題、解決、とスムーズに意図伝達が進みます。ただ、どうしてもクールダウンして検討したいことは持ち帰ります。だいたいが一晩、うまくいけば帰りの車の中で結論が出ることもあります。リセットは大事ですね。
外壁は設計で選定した材料を現物サンプルを現地で確認し、決定。ジョリパッドのゲラーデと杉板のコンビです。ゲラーでは横引きの陰影があるパターン名です。一般の吹付に比べて手間は掛かりますが建物全体に深みが生まれます。杉板は木材保護塗料の濃色塗り。浸透系の塗料を選定し、杉板の目を生かします。
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